2023年11月28日
「掌編小説ムー第102号」開架中
「掌編小説ムー第102号」を開架しました。
バックナンバーです。
全て掌編です。
気楽に立ち読みできますよ。
収録作品
「誰?」 山口馨
「慈愛号の漂着」 白井康
「一本の牛乳」 そらいくと
「砂かぶり」 津之谷季
「村の餅まき」 加納伸
「妻の声」 駒瀬銑吾
「口説いてくれ」 宇佐美宏子
「百姓の持ちたる国」 国府正昭
「緋色」 市川しのぶ
「墓参帰省」 国方学
「ざわわ」 国方学
感想はE-mailで髙見まで。
2023年11月27日
「櫂のない舟第11号」開架中
GAMERAの本棚に「櫂のない舟第11号」を開架しました。
最新号です。
ぜひ手に取ってお読みください。
掲載作品
☆詩
「はたち」 河村とよ子
☆散文
「失踪の途中」 河村とよ子
「向かい風に立つ」 河村とよ子
「折り鶴会」 松谷和子
「森下屋の娘に生まれて」 伊藤久美
「手紙」 伊藤久美
「県知事賞」 栗本晶江
「マイタウン・マイホーム」 小松隆一
「寺尾さんだ!」 秋満サキ
「ぼっこやさん」 河原とよみ
「夕焼けと虹-私の介護日誌5」 河原とよみ
「先生の贈り物」 吉村和子
「メタモルフォーゼ第二話」 髙見泰子
「無人販売」 十日町むぎ
感想はE-mailで髙見まで。
2023年11月26日
「櫂のない舟第10号」開架中
GAMERAの本棚に「櫂のない舟第10号」を開架しました。
バックナンバーです。
ぜひ手に取ってお読みください。
掲載作品
☆詩
「ききょう」 河村とよ子
☆散文
「迷宮のとびら」 河村とよ子
「タクシーの中で」 伊藤久美
「ペンダント」 伊藤久美
「ノアの箱舟」 小松隆一
「花嫁の寄り道」 栗本晶江
「メタモルフォーゼ第一話」 髙見泰子
「古切手」 秋満サキ
「長い初恋」 河村とよみ
「伝える」 吉村和子
「夕方の鶴舞線」 十日町むぎ
感想はE-mailで髙見まで。
2023年11月12日
「湿った時間」 宇佐美宏子 開架中
「湿った時間」 宇佐美宏子 開架中です。
収録作品
「湿った時間」
「淫雨」
「秘色」
「春の泥」
「赤い財布」
「刺青偶奇」
「闇の色」
「アナザー・ローズ」
「炎の残像」
「紅蓮の街」
「鯖雲」
「象のいた森」
中部ペンクラブ、同人誌「海」、掌編小説「ムーの会」で活躍されていました。
私も「弦」合評会等で数回お目に掛かり、この本を頂きました。
宇佐美さんは、文学においてはっきりと自身の意見をおっしゃる方でした。
恐くもあり、優しくもありで、同好諸氏の尊敬を集めていました。
今は筆休めをされています。
帯びで前中部ペンクラブ会長の三田村博史さんが収録作「秘色」(ひそく)を紹介しています。一部抜粋します。
「…笙子は伯父の膝にのせられていた小学校5年生の自分をも思い出していた。両手が笙子の腹部で組み合わされていて、お尻をわずかに動かすと、伯父の太股がびくんとした。今は分からないでもそのうち分る。…すでての色には名前と女の性、そして人生がある。…」
宇佐美さん特有の艶めかしさを是非お読みください。
私の一推しはなんといっても「鯖雲」です。
とても短い掌編で、あっという間に読めてしまいます。
私はこの作品を自分の創作の目標にしています。写本もしました。
終戦直後の日本の風景を、少女の視点で描写した作品です。
それまで日本を支えていた価値観が崩壊していく。それを少女の無垢な心で描き出す。必読です。
かさでら図書館に座ってコーヒーでも飲みながらお読みください。
宇佐美宏子プロフィール(2020年現在「湿った時間」著者紹介参照)
徳島県徳島市生まれ
1987年~1991年 「作家」同人
1993年~2012年 「カプリチオ」同人
2015年~ 「海」同人
中部ペンクラブ会員
愛知県芸術文化協会会員
著書「情念川」「秘色」「裸身」
2011年「裸身」で中部ペンクラブ文学賞受賞
感想はE-mailで髙見まで。
2023年11月10日
「弦114号」開架中
GAMERAの本棚に「弦114号」を開架しました。
11/1に発行された最新号です。
力作が揃っています。
ぜひ手に取ってお読みください。
掲載作品
☆小説
「忘れ雪」 小森由美
「我儘なお姉さん」 国方学
「春の裂線」 市川しのぶ
「アリ」 髙見直宏
「荒天航法」(咸臨丸) 白井康
「きのこリウムの夜」 木戸順子
「W坂」 門倉まり
「ガラスの壁」 長沼宏之
☆エッセイ
「空港にて」 富岡秀雄
「四季桜の里」 加納伸
「回想シリーズ、100歳バンザイ」 久野治
☆詩
「ガランピィ岬の夕日」 久野治
☆短歌・俳句
「雑詠十首、夕薄暑」 久野治
「寺を築くや百の姓は」 加納伸
☆評論
「同人雑誌の周辺」 中村賢三
合評会が二回に分けて開かれます。
☆一回目
11/12(日)13時~16時半 名古屋市東区芸術創造センター5階会議室
合評作品
「忘れ雪」 小森由美
「我儘なお姉さん」 国方学
「春の裂線」 市川しのぶ
「アリ」 髙見直宏
「ガラスの壁」 長沼宏之
「空港にて」 富岡秀雄
「四季桜の里」 加納伸
「回想シリーズ、100歳バンザイ」 久野治
「ガランピィ岬の夕日」 久野治
☆二回目
12/10(日)13時~16時半 名古屋市東区芸術創造センター5階会議室
「荒天航法」(咸臨丸) 白井康
「きのこリウムの夜」 木戸順子
「W坂」 門倉まり
「雑詠十首、夕薄暑」 久野治
「寺を築くや百の姓は」 加納伸
「同人雑誌の周辺」 中村賢三
感想・問合せはE-mailで髙見まで。
2023年11月09日
GAMERAの本棚OPEN!
名古屋市南区にある尾張四観音の一つ、笠寺観音の参道に私設かさでら図書館がOPENしました。
そちらで本箱を借り、中部地方で活動する市民作家の文芸作品を公開します。
「GAMERAの本棚」2023年10月1日OPEN!
なぜ「GAMERAの本棚」なのか。それは本箱オーナーが1999年に『ガメラ3 邪神覚醒』を映画館で観て大感激し、インターネットでのハンドルネームをガメラにすると決めたから。
このBlogで「GAMERAの本棚」に置かれた作品を紹介します。
気になる本があれば、是非かさでら図書館で手に取ってください。
公共図書館のように借りることもできます。
地道に活動を続ける市民作家を一緒に応援しましょう!