2023年12月15日

「海108号」開架中



GAMERAの本棚に「海108号」を開架しました。
最新号です。
力作が揃っています。
ぜひ手に取ってお読みください。

掲載作品

☆小説
「無言歌-川向こう-」 山口馨
「熊」 宇梶紀夫
「フレンズ(Friends)」 伊藤昭子
「湖賊の女房 連載二-決戦のとき-」 藤高あつこ
「先生、お帰りなさい」 阿部志げ子
「ロストベイビー」 国府正昭
「波の音」 中村久美子

☆詩
「蘇る女神」 川野ルナ
「毒きのこ」 森部英生
「子守歌」 中村久美子
「ある轢死」 遠藤昭己

☆エッセイ
「文字こじらせ日記2」 国府正昭
「名古屋ラブ-大いなる田舎-」 藤高あつこ
「見えるのに見えないもの」 阿部志げ子
「草むしり」 伊藤昭子
「働く=仕事とは何ぞや」 川野ルナ
「移りゆく親と子」 中村久美子
「毒きのこ考」 森部英生
「2023・朝顔」 山口馨
「投書家あがりの先生のこと」 遠藤昭己

合評会が開かれます。
2024年1/27(土)13時~ 
名古屋市国鉄会館7階 会議室「こだま」
名古屋市中村区椿町20-15
JR名古屋駅新幹線口から徒歩3~4分
参加希望の方は髙見まで連絡をください。

感想・問合せはE-mailで髙見まで。  

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2023年12月15日

「萌黄第46号」開架中



「萌黄第46号」開架中です。
最新号です。
中日くらし友の会発行の雑誌です。
手に取ってお読みください。

収録作品

随筆
「武士よさらば」 市川真
「恩送り」 平岩勇司
「追憶の場、甲子園」 松岩健治

文章研究会作文 33作品

自主グループ短詩形
《短歌同好会あかね》 
短歌 15作品
俳句 8作品
川柳 14作品

一般作文 50作品

一般短詩形
短歌 8作品
俳句 5作品
川柳 10作品
詩 4作品

あとがき 位田仁美

感想はE-mailで髙見まで。  

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2023年12月15日

「南風第35号」開架中



「南風第35号」開架中です。
最新号です。
中日くらし友の会・南地区発行の雑誌です。
手に取ってお読みください。

収録作品
「ボランティア」 青木美智子
「三十五歳」 石村熙子
「ガンバレ断捨離を!」 伊藤玲江
「時の流れ」 大塚ふみ子
「延寿杖ヨレヨレ話」 笠江茂子
「短歌・一輪の春」 加藤久子
「俳句・春光」 加藤久子
「なんとかなる」 河村とよ子
「卒業旅行」 熊澤赫子
「短歌・雨あがる」 後藤信
「短歌・思ひ出」 近藤秀子
「置き土産」 榊原佐和子
「花壇の春」 杉浦鎮
「街角の喫茶店」 髙見泰子
「娘につなぐ」 土井典江
「手入れの思想」 寺井彩
「三回忌」 寺澤恵子
「出会い 学道 妙智庵」 中村晴重
「命の恩人」 西岡乃ぶ
「まさかの詐欺電話」 二村基枝
「腹式呼吸をめざして!」 服部初美
「福祉会館と楽しみ方」 早川鉦子
「令和五年六月現在地」 早川世充代
「川柳・行方不明のコロナ」 早川世充代
「インスタグラムに癒されて」 南真理子
「チャーリー&ポール」 毛利恵子
「青春時代の思い出」 横井紀久子
「目の前に」 𠮷田さよ子
あとがき 服部初美

感想はE-mailで髙見まで。  

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2023年12月07日

「海原を越えて」 国府正昭 開架中



「海原を越えて」 国府正昭 開架中です。

収録作品
「斗馬の叫び」
「雨ぞ降る」
「蛇男と黄色い水」
「浄水場にて」
「幸せの隣」
「迷い猿」
「あの歌を聴きたい」
「水谷伸吉の日常」
「海原を越えて-赤須賀異聞-」

国府さんは中部ペンクラブ、同人誌「海」、掌編小説「ムーの会」で活躍されています。
今回かさでら図書館に、自著を一冊提供頂きました。
2011年から2017年まで同人誌「海」に掲載された作品を載せた短編集です。
国府さんは私の五歳年上で、頼れる先達です。
社会派作家としての印象が強いのですが、歴史物でも優れた作品を書かれています。
人柄も温厚で、合評会の場でも作者の立場を考慮されています。
これが三冊目の著書となりますが、これからも新著を発刊されることでしょう。

この著書では「あの歌を聴きたい」が最も心に残りました。
まだ肺病が不治の病として恐れられていた時代。
肺病病みの父と暮らす少女と、それに淡い恋心を抱く少年の姿を描いています。
差別を憎む少年の心の中にも、やはり差別が根ざしている。
それに気付いた少年の悲しみが伝わってきます。

国府正昭プロフィール(2020年現在「湿った時間」著者紹介参照)
1956年 三重県生まれ
学生時代に同人誌を創刊し、日本文学学校に通う。
教員になり、十年余中断の創作活動を再開。
2000年 三重県文学新人賞受賞
2021年 「シジフォスの営み」で中部ペンクラブ文学賞受賞
同人誌「海」編集委員
著書
「夜も流れる川」
「間瀬昇と一見幸次」
「海原を越えて」

感想はE-mailで髙見まで。
  

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2023年11月28日

「掌編小説ムー第102号」開架中


「掌編小説ムー第102号」を開架しました。
バックナンバーです。
全て掌編です。
気楽に立ち読みできますよ。

収録作品
「誰?」 山口馨
「慈愛号の漂着」 白井康
「一本の牛乳」 そらいくと
「砂かぶり」 津之谷季
「村の餅まき」 加納伸
「妻の声」 駒瀬銑吾
「口説いてくれ」 宇佐美宏子
「百姓の持ちたる国」 国府正昭
「緋色」 市川しのぶ
「墓参帰省」 国方学
「ざわわ」 国方学

感想はE-mailで髙見まで。  

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2023年11月27日

「櫂のない舟第11号」開架中


GAMERAの本棚に「櫂のない舟第11号」を開架しました。
最新号です。
ぜひ手に取ってお読みください。

掲載作品
☆詩
「はたち」 河村とよ子
☆散文
「失踪の途中」 河村とよ子
「向かい風に立つ」 河村とよ子
「折り鶴会」 松谷和子
「森下屋の娘に生まれて」 伊藤久美
「手紙」 伊藤久美
「県知事賞」 栗本晶江
「マイタウン・マイホーム」 小松隆一
「寺尾さんだ!」 秋満サキ
「ぼっこやさん」 河原とよみ
「夕焼けと虹-私の介護日誌5」 河原とよみ
「先生の贈り物」 吉村和子
「メタモルフォーゼ第二話」 髙見泰子
「無人販売」 十日町むぎ

感想はE-mailで髙見まで。  

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2023年11月26日

「櫂のない舟第10号」開架中



GAMERAの本棚に「櫂のない舟第10号」を開架しました。
バックナンバーです。
ぜひ手に取ってお読みください。

掲載作品
☆詩
「ききょう」 河村とよ子
☆散文
「迷宮のとびら」 河村とよ子
「タクシーの中で」 伊藤久美
「ペンダント」 伊藤久美
「ノアの箱舟」 小松隆一
「花嫁の寄り道」 栗本晶江
「メタモルフォーゼ第一話」 髙見泰子
「古切手」 秋満サキ
「長い初恋」 河村とよみ
「伝える」 吉村和子
「夕方の鶴舞線」 十日町むぎ

感想はE-mailで髙見まで。  

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2023年11月12日

「湿った時間」 宇佐美宏子 開架中



「湿った時間」 宇佐美宏子 開架中です。

収録作品
「湿った時間」
「淫雨」
「秘色」
「春の泥」
「赤い財布」
「刺青偶奇」
「闇の色」
「アナザー・ローズ」
「炎の残像」
「紅蓮の街」
「鯖雲」
「象のいた森」

中部ペンクラブ、同人誌「海」、掌編小説「ムーの会」で活躍されていました。
私も「弦」合評会等で数回お目に掛かり、この本を頂きました。
宇佐美さんは、文学においてはっきりと自身の意見をおっしゃる方でした。
恐くもあり、優しくもありで、同好諸氏の尊敬を集めていました。
今は筆休めをされています。

帯びで前中部ペンクラブ会長の三田村博史さんが収録作「秘色」(ひそく)を紹介しています。一部抜粋します。
「…笙子は伯父の膝にのせられていた小学校5年生の自分をも思い出していた。両手が笙子の腹部で組み合わされていて、お尻をわずかに動かすと、伯父の太股がびくんとした。今は分からないでもそのうち分る。…すでての色には名前と女の性、そして人生がある。…」
宇佐美さん特有の艶めかしさを是非お読みください。

私の一推しはなんといっても「鯖雲」です。
とても短い掌編で、あっという間に読めてしまいます。
私はこの作品を自分の創作の目標にしています。写本もしました。
終戦直後の日本の風景を、少女の視点で描写した作品です。
それまで日本を支えていた価値観が崩壊していく。それを少女の無垢な心で描き出す。必読です。
かさでら図書館に座ってコーヒーでも飲みながらお読みください。

宇佐美宏子プロフィール(2020年現在「湿った時間」著者紹介参照)
徳島県徳島市生まれ
1987年~1991年 「作家」同人
1993年~2012年 「カプリチオ」同人
2015年~ 「海」同人
中部ペンクラブ会員
愛知県芸術文化協会会員
著書「情念川」「秘色」「裸身」
2011年「裸身」で中部ペンクラブ文学賞受賞

感想はE-mailで髙見まで。
  

Posted by GAMERA at 10:33Comments(0)TrackBack(0)市民作家
 

2023年11月10日

「弦114号」開架中


GAMERAの本棚に「弦114号」を開架しました。
11/1に発行された最新号です。
力作が揃っています。
ぜひ手に取ってお読みください。

掲載作品
☆小説
「忘れ雪」 小森由美
「我儘なお姉さん」 国方学
「春の裂線」 市川しのぶ
「アリ」 髙見直宏
「荒天航法」(咸臨丸) 白井康
「きのこリウムの夜」 木戸順子
「W坂」 門倉まり
「ガラスの壁」 長沼宏之
☆エッセイ
「空港にて」 富岡秀雄
「四季桜の里」 加納伸
「回想シリーズ、100歳バンザイ」 久野治
☆詩
「ガランピィ岬の夕日」 久野治
☆短歌・俳句
「雑詠十首、夕薄暑」 久野治
「寺を築くや百の姓は」 加納伸
☆評論
「同人雑誌の周辺」 中村賢三

合評会が二回に分けて開かれます。
☆一回目
11/12(日)13時~16時半 名古屋市東区芸術創造センター5階会議室
合評作品
「忘れ雪」 小森由美
「我儘なお姉さん」 国方学
「春の裂線」 市川しのぶ
「アリ」 髙見直宏
「ガラスの壁」 長沼宏之
「空港にて」 富岡秀雄
「四季桜の里」 加納伸
「回想シリーズ、100歳バンザイ」 久野治
「ガランピィ岬の夕日」 久野治
☆二回目
12/10(日)13時~16時半 名古屋市東区芸術創造センター5階会議室
「荒天航法」(咸臨丸) 白井康
「きのこリウムの夜」 木戸順子
「W坂」 門倉まり
「雑詠十首、夕薄暑」 久野治
「寺を築くや百の姓は」 加納伸
「同人雑誌の周辺」 中村賢三

感想・問合せはE-mailで髙見まで。  

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2023年11月09日

GAMERAの本棚OPEN!


名古屋市南区にある尾張四観音の一つ、笠寺観音の参道に私設かさでら図書館がOPENしました。
そちらで本箱を借り、中部地方で活動する市民作家の文芸作品を公開します。

「GAMERAの本棚」2023年10月1日OPEN!

なぜ「GAMERAの本棚」なのか。それは本箱オーナーが1999年に『ガメラ3 邪神覚醒』を映画館で観て大感激し、インターネットでのハンドルネームをガメラにすると決めたから。
このBlogで「GAMERAの本棚」に置かれた作品を紹介します。
気になる本があれば、是非かさでら図書館で手に取ってください。
公共図書館のように借りることもできます。
地道に活動を続ける市民作家を一緒に応援しましょう!  

Posted by GAMERA at 21:29Comments(0)TrackBack(0)GAMERAの本棚